先日トルコでの大地震がありました。日本も南海トラフ地震が今後30年以内に起こる確率が70〜80%と気象庁から発表されています。
私自身は今まで生きてきた中で大震災は未経験です。それでも中部エリア在住の身としては他人事ではないと感じています。
また近年、日本で起きた大震災からも学ぶ必要があると強く思います。
日頃から出来る限りの防災対策はしていますが、いざ大地震が来たらどこまで対応が効くか正直なところは未知数です。
それでも備えておくに越したことはないです。
ここでは私が実際に用意している備蓄や参考になると思った情報についてまとめました。
一人暮らし暮らしの防災
総務省の情報通信白書で発表されている情報によると、未婚率の増加や核家族化の影響を受けて、2040年には単身世帯の割合が40%に達すると発表されています。
また単身世帯の増加は社会的孤立のリスクを高めると言われています。
いざ震災が来た時に同居の家族がいれば声を掛け合うこともできますが、一人暮らしでは震災直後の判断行動は全て自分にかかってきます。自分の身は自分で守るしかないです。
また一人暮らしといえど若者か高齢者かでも意味合いは変わってくると思います。
家族や知人と連絡が取れる場合はいざというときの為に、連絡手段や情報について事前に話し合っておけるといいです。
地震10秒診断について
防災グッズを準備する前に自分の住んでいる地域がどの程度被害が想定されるのかを知る必要があります。
そこで過去に利用してよかった地震10秒診断のサイトを簡単に紹介します。
このサイトは、防災科研という1963年に政府により設立された災害を研究している機関が出しているデータを基に算出されているようです。
サイトを開くと位置情報を基にすぐに診断結果が出せます。
あくまで参考程度ですが、具体的な数字を知ることで現実に起こりうる事として意識できます。
危機感を持つ意味でも非常にいいツールです。
防災バックの中身
こちらは防災リュックの中身となります。
水、医薬品、衛生用品、タオル、メモ帳、ペン、軽食、フォーク、スプーン、ソーラーバッテリー、ポケットラジオ、ハザードマップ、ホイッスル、コンタクトレンズ、この他に最低限の下着類や肌を保湿するトラベル化粧品も用意しています。
ガレキなどのことを考えると軍手や作業用手袋などのほか、目を保護するものもあった方がいいです。定期的な見直しで気づけることがあります。
防災リュックは無印良品のリュックを使っています。肩に負担が少ない作りで前ポケットも広く容量的にも一通りのものが入ります。ベーシックな形で使い勝手の良さが気に入っています。
震災経験者の声などを見ると、暖を取る為の膝掛けなども欲しかったと聞いたので、小さめのブランケットも非常用バックの近くに備えてあります。
備蓄について
我が家の備蓄品です。
ウォークインクローゼットを一部、パントリーとして収納しています。
上段は水、ガスコンロ、お米、調味料など
下段の引き出し収納にはレトルト食品や缶詰を備蓄しています。
食品に関してはローリングストック形式で期限の近いものから食べていき随時買い足すようにしています。
その他、ポケットティッシュ、コンロ用のガスやカイロ、生理用品、体を拭くウェットタオル、ドライシャンプー、携帯トイレ、水タンクなど
一般的な防災ガイドを参考に備えていますが、こちらも見直しは随時必要かと思います。
それぞれ生活スタイルや体質、好みなども違います。避難生活や復旧が長引くことなどを想定し、自分好みのアイテムで備えていくのがいいです。
また季節によっても必要な物の優先順位が変わってくるので、そのあたりも踏まえて準備していきたいです。
避難場所の確認
事前に避難場所を確認しておくのも大切です。
まだ確認ができていない場合はハザードマップを見て自分が住む地域のどこに、どんな避難場所があるのかを確認した上で、実際にその場所まで歩いてみることをオススメします。
私の場合は歩いて2分ほどの場所に小学校があるので、もし被災した場合はそこへ避難する予定です。
小学校であればグランドや体育館なども広く給水車等も来るのでそこへ、水を汲みにいったり、人が集まりコミュニティもできるので情報なども仕入れやすいです。
自宅から遠すぎないのもポイントです。
YouTubeの防災チャンネル
一年ほど前から防災グッズを準備し始めるにあたり自分で色々調べるようになりました。その中のひとつに、YouTubeチャンネルで【死なない防災!そなえるTV】というチャンネルがあります。
備え・防災アドバイザーの高荷智也さんが災害で死なない為の知識やその後の具体的に必要になってくる備えについて、今までになかった観点から発信しているチャンネルです。
ただ恐怖を煽るのではなく、例えなども面白く交えて紹介しているので、高荷さんのチャンネルを見た後は、備蓄について揃えていくのが楽しくなります。
チャンネル登録者数も2023年1月時点で10万人超えと認知が高まり世間の防災意識に対する高まりと比例していると感じました。
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